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RED [映画関連]

2010年 ロベルト・シュベンケ 監督

REDとは、とびきり危険な年金生活者の略。主人公のブルースウィリスを始め、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコビッチら元CIAスパイたちが活躍するアクション映画である。

この手のネタもそうそう新味はないけれど、演じる俳優たちが粒ぞろいなので興味を持って見てみた。

たしかにいずれも出てくるだけで見ごたえのある面々である。日ごろは無害な老人に見えて、一歩裏に回ると不釣り合いな重装備を隠している、なんて場面も上滑りしないのは彼らの存在感のおかげだ。
ブルース・ウィリスは「ブルームーン探偵社」に出ていたころの軽やかさが戻ってきた気がする。それでいてほんの少しだけある戦闘シーンではものすごく強そうに見えるし。年をとってよくなってきた。
他の方々はそれぞれあまり魅力的に撮ってもらっていないものの、ご本人たちはいたって楽しそうである。ちょっとした道楽みたいなもんだよね。マルコビッチはスティーブ・ブシェミを健全にしたような役でずっとウキウキしっぱなしだし。

まあそういうのを楽しむ映画だってことはわかってるんだけど、いくらなんでも話が雑すぎるだろう。この手の映画は話はスカスカな方がいいものだが、それにしてもひどすぎ。しかも敵側がみんな小物感丸出しってのもいただけない。せっかくリチャード・ドレイファスをつれてきているのになんでこんなにしょぼいんだろう。副大統領なんて存在感ゼロだし。

話の設定も面白いしせっかくこれだけの俳優さんたちに出てもらってんだから、他ももっとがんばらないと。もったいない映画である。
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